在宅は当たり前。次なるブームはホームジム!【2020年米国フィットネス市場激変】

young man in fintess sport club exercise withweights and relaxing

新型コロナウイルス感染拡大予防のため政府から出されていた自粛や休業要請も解除され、徐々に日常を取り戻しつつある中、

クラスター(集団感染)の発生が報告されたスポーツジムも

感染症対策のガイドラインを策定し、全国的に営業を再開した。

ジム風景

だが、営業を再開したとはいえ、クラスター感染を引き起こした場所として、

ジムやフィットネスクラブに対する社会的イメージは、すでに大幅ダウンしているのが現状。

やはり以前と同じだけの人数がジムに復帰するのは難しいのかもしれない。

自粛中にジムを退会した人たちのトレーニング場所はジムから「自宅」と変わり、現在もそれが定着しているようだ。

【急速に発展したオンライントレーニング指導】

スポーツジム需要が減っている一方で、従来のように“箱”を構えるスタイルではなく、YouTubeや配信アプリを使ったオンラインでのトレーニング指導やメニュー提供が今勢いよく業績を伸ばしている。

RIZAPグループなど大手企業から個人事業主として活動するパーソナルトレーナーまで、それぞれが独自のサービスを提供しており、

在宅による運動不足解消の需要が高まる中で、動画を見ながらトレーニングに励む「オンライントレーニング」はかなり身近なものになった。 

【フィットネス大国アメリカではホームジムの流れ】

自宅でトレーニング
young man in fintess sport club exercise withweights and relaxing

これまでスポーツクラブに入会している人口が日本の約10倍とも言われていたフィットネス先進国のアメリカ。

そのアメリカでは現在、オンライントレーニングをより本格的なものにするため、

自宅をジムに作り変える「ホーム・ジム」の流れが強まっているらしい。

通常、アメリカのフィットネスブームは数年遅れて日本に上陸するが、

今回コロナウイルス流行をきっかけとして日本でも「自分専用ジムを作る」ことが一般的になるかもしれない。

【ホームジムを作るのに必要な自宅の広さは】

アメリカは家の広さがあるけど、日本では自宅にトレーニングスペースを作るなんて無理なのではないか?どれくらいの面積があればジムが作れるのか?

「自宅をジムに」と考えたときに、一番に気になるのがこの点だろう。

レベルや目的によって必要な広さは変わるので、シチュエーション別に検証してみようと思う。

パターン1:最低限のコストで基本的な筋力トレーニングがしたい

この場合はベンチ台とダンベルだけなら意外にも1.5帖あれば十分だった。

ただしこれは簡易的なジムを作る場合に限る。

省スペースにこだわった可変式ダンベルなら座布団1枚に収まるサイズ感。

ベンチ台は折り畳み式を選べば、一人暮らしの1Kでも邪魔にならないだろう。

可変式ダンベル2本セット

パターン2:筋トレに+有酸素運動も取り入れたい

先ほどの1.5帖で出来る簡易ジムにプラスして、

ランニングマシーンやフィットネスバイクなどを置く場合は、4畳ほどスペースがあるとよい。

こちらも最近はかなりコンパクトに収納できるタイプが増えてきたので、それほど場所を取らずに自宅で運動ができる。

折りたたみ式のルームランナーなら畳半分サイズに収納できる商品も!!

 

◎パターン3:パワーラックを置いて高負荷筋トレをしたい上級者

この場合は最低でも4畳半ほどのスペースは用意しよう。

(正直、4畳半でギリギリなので8畳くらいの部屋があるとベター。)

※パワーラックなど重量のある器具を置く場合は必ず床の保護を

トレーニングマットの上にトレーニング器具を設置

パワーラックを置くことができれば一気に本格的なジムの雰囲気になりトレーニングの幅も広がる。

【まとめ】

一見ハードルが高そうなホームジム、実はそこまで広大な敷地を使わずとも作れることが分かった。

それぞれの目的に合わせた自分だけの空間を作って、快適なトレーニングライフを過ごす「ホーム・ジム」が日本のフィットネス市場にもすぐにやってくるかもしれない。

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