【腹斜筋に効かせる】ダンベルを使った脇腹トレーニング方法!
みなさんは、腹斜筋という筋肉をご存知ですか?
腹斜筋とは、お腹の脇腹部分に肋骨から骨盤にかけてついている筋肉のことです。
普通お腹の筋肉といえば、お腹の前面にあり鍛えればシックスパックに割れる、腹直筋を想像なさる方が多いと思います。
格好いい肉体を手に入れる為に鍛えるのはまず大胸筋や上腕三頭筋、そして腹直筋と考えてらっしゃる方もいるのではないでしょうか。
ですが腹直筋だけでなく腹斜筋を鍛えることで、あなたの身体はより格好良く、理想的な姿になるんですよ。
今回はそんな腹直筋について詳しくご説明し、おすすめのトレーニング方法もご紹介したいと思います。
【腹斜筋を鍛える頻度】
腹斜筋は、1~2日に一度のペースで鍛えることが理想的です。
なぜなら腹斜筋は一度トレーニングを行った後、24時間程度の休息を取ることで壊れた筋肉がしっかりと修復され、トレーニング以前よりも肥大した強靭な筋肉に成長するからです。
この、筋トレをした後に一定期間の休息を取る事で筋肉が効率的に成長する現象は「超回復」と呼ばれており、他の様々な部位の筋肉でも同様の現象が起きます。
多くの筋肉では超回復に必要な休息時間は48~72時間と言われていますので、腹斜筋に必要な休息時間・24時間はかなり短いと言えますね。
【腹斜筋を鍛えるメリット】
それでは、腹斜筋を鍛えると得られるメリットについてご説明していきますね。
なにより大きなメリットは、ボディラインが格好良くなるということです。
脇腹部分が鍛えられることでくびれが生まれ、体型が逆三角形になります。Tシャツなど体型がよく分かる服も似合うようになりますよ。
そして腹斜筋を鍛えると、腹直筋のシックスパックがより格好良く映えるようになります。いくらお腹の前面を鍛えても、脇腹に脂肪がついたままではシックスパックが綺麗に現れず、イマイチ格好がつきません。
腹直筋を鍛えてシックスパックを手に入れたいと考えている人こそ、同時に腹斜筋も鍛えてくびれを手に入れるべきなのです。
そうすれば、メリハリのある綺麗な体型を作り上げることができますよ。
腹斜筋を鍛えるメリットは、外見を良くすることだけではありません。腹斜筋を筋トレすれば脇腹が引き締まって、内臓を正しい位置に戻してくれるのです。
正しい位置に戻った内臓は正常に働くようになるので、代謝の向上も期待できます。
【おすすめのトレーニング方法】
腹斜筋を鍛えるのにおすすめなトレーニング方法をご紹介していきます。
ダンベルを使った高負荷なトレーニングですが、その分高い効果が期待できますよ。
【ダンベルサイドベント】
①両手に一つづつダンベルを持ちます。
②足は肩幅より少し広めに開き、背筋をピンと伸ばして立ちます。
③右側に上半身を大きく倒します。腹斜筋に意識を集中させましょう。身体を倒すときは、右手に持ったダンベルをそのまま下におろすイメージを持つとよいでしょう。
④身体を限界まで倒したら、そこで2秒体勢を保ちます。
⑤その後ゆっくりと身体を戻していきます。
⑥左側でも③~⑤の手順を行います。
この流れを10回×3セット行いましょう。
【ダンベルツイスト】
①一つのダンベルを両手で持ち、床に座ります。
②膝を90度に曲げてあしは体育座りのような状態にし、身体は床から45度くらいに傾いた状態にします。
③両手を前方に伸ばし、上半身を右側に限界まで捻ります。
④捻り切ったところで少し体勢をキープし、ゆっくり身体を戻します。
⑤左側でも③~④の手順を行います。
これを20回×3セット行いましょう。
余裕が出てきたら、行うセット数を段々と増やしていくとより鍛えられますよ。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。腹斜筋を鍛えれば身体にくびれが生まれ、シックスパックも映えるようになります。
「筋トレするぞ!」と思った時にあまり意識しない筋肉ですが、鍛えればあなたの肉体はより研ぎ澄まされること間違いなしですよ。