【サッカーに必要な筋トレって?】キック力がぐんと上がる基礎トレ!
ボール一つあれば、誰でもどんなところでもプレイできてしまうサッカー。
学校の体育の授業や友達との遊びなどで、一度はしたことがある方が大半だと思います。
Jリーグが創設されてから既に30年近くが経ち、サッカー日本代表は6大会連続でワールドカップに出場中、そのうち3回は決勝トーナメントに進出しています。
近年はドイツやスペイン、イタリアなどで活躍する日本人選手も増えており、サッカーは国民的スポーツとして不動の地位を確率していると言えるでしょう。
サッカーは趣味としても楽しめるスポーツ。
ネットで検索すれば社会人チームもいたるところにありますし、ボールさえあれば友達とすぐにプレイすることができます。
会社の部活動でサッカーをしているという方も、もしかしたらいるのではないでしょうか。
しかし、社会人になってから久しぶりにサッカーした時、「あれ、俺ってこんなに動けなかったっけ?」「前はもっと強いシュートを打てたはずなのに・・・」など、自分の体に違和感を感じてしまう方も多いのでは・・・
社会人生活を送る中で、いつの間にか筋肉が衰えてしまっているのです。
しかしもしサッカーをこのまま続けるのであれば、もちろんチームの為に貢献できるようになりたいし、何なら自分で点を決めて、「お前のおかげで勝てた」と言ってもらえるような活躍をしたいですよね。
そのためには筋トレで、サッカーで使う筋肉を鍛えるのが一番の近道です。きちんと鍛え上げれば、チームのエースになることも夢ではないかもしれません。
今回は、サッカーの試合で活躍するための筋トレ方法をご紹介致します。
【サッカーで使う筋肉】
サッカーの試合で活躍するためには、どの筋肉を鍛えればよいのでしょうか?
まず1つ目が、下半身の筋肉です。具体的には、「大腿四頭筋」「大腿二頭筋」などですね。
やはりサッカーは脚を使うスポーツ。走るスピードやキック力、ステップワークなど、下半身を鍛えれば様々な能力がぐんと向上します。
そして2つ目が、上半身の筋肉。鍛えればコンタクトプレーに強くなり、急な体の重心移動にも対応できるようになります。
具体的には、「広背筋」「大胸筋」などがのことを指しますね。
そして3つ目が「体幹」です。鍛えれば、上半身の筋肉と同様にコンタクトプレーに強い体をつくることができます。
【おススメのトレーニング】
このように、サッカーは全身の筋肉を使うスポーツです。理想を言えば、全身しっかりと鍛える方が良いのは間違いありません。
しかし筋トレにまでなかなか時間をかけられないのが社会人の性。
筋トレに時間を使いすぎてサッカーができなくなってしまったら本末転倒です。
そこで今回は、サッカーにおいて特に重要な下半身の筋肉を鍛えるトレーニングをご紹介しようと思います。
【筋トレ1:スクワット】
下半身、特に大腿四頭筋や大臀筋を鍛えられる基本の筋トレです。
スクワットをすれば瞬発力が上がり、俊敏に動けるようになります。
①足を肩幅ぐらいの広さに広げて立ち、つま先は少し外に向けます。
②膝が前に出ないように意識し、背中を曲げずに腰をおろします。
③太ももと地面が平行になるまでおろし、元に戻します。
これを20回×3セット行ってください。膝を痛めやすいので、正しい姿勢を意識しながらトレーニングすることが大切ですよ。
【筋トレ2:レッグランジ】
こちらも大腿四頭筋や大臀筋、下腿三頭筋を鍛えられるトレーニングです。
瞬発力が上がり、ジャンプ力アップも期待できます。
①肩幅と同じくらいの広さに足を開いて立ち、両手は腰に当てます。
②片方の足を大きく前に踏み出し、腰を真っすぐ下に降ろしていきます。
④顔は前を真っすぐ見て、背筋がちゃんと伸びるようにしてください。また、踏み出した足の太ももが床と平行になるよう意識します。
⑤踏み出した足をゆっくりと戻します。
これを20回×3セット行い、逆足も同じように行ってください。
膝はつま先より前に出ないように注意しましょう。膝を痛めてしまう恐れがあります。
【筋トレ以外にするべきこと】
サッカーは長時間走り回る、豊富な運動量が必要なスポーツです。
サッカーよりコートが狭いフットサルでも、それは同様です。
折角筋トレをしてもスタミナ切れで力が発揮できないとても勿体ないので、時間があればランニングなどを行い、スタミナも向上させることをおススメします。
【まとめ】
いかがだったでしょうか。
全身のトレーニングとまではいかなくても、下半身をしっかり鍛えて瞬発力を上げれば、それだけでもピッチの上での貢献度は大きく変わるはずです。
相手をドリブルで抜いたり、強烈なシュートを打つなど自分が思い描くプレーが段々とできるようになってきますよ。
是非頑張ってトレーニングをし、試合で大活躍してくださいね!