【筋トレ中の音楽は効果減少!】音楽が筋肉に与える影響とは?
スポーツジムで音楽を聴きながらトレーニングしている人ってよく見かけますよね。
この記事を読んでいる皆さんの中にも、「筋トレのモチベーションアップのために音楽は欠かせない!」という方がいらっしゃるのではないでしょうか。
でも実は、男性は音楽を聴きながらトレーニングをするとその効果が下がってしまうことが分かっているんです。。
では、男性はトレーニング中音楽を聴かない方がいいのでしょうか・・・?
今回は音楽が筋肉に与える影響についてご紹介していきたいと思います!
日々トレーニングをされる方も、これからトレーニングを始めてみようと考えている方もぜひ読んでみてくださいね!
音楽には男性ホルモンのテストステロン値を下げる効果が!
男性の場合、音楽を聴くと「テストステロン」という男性ホルモンの分泌量が減るという研究結果が出ています。
テストステロンとは男性ホルモン全体の95%を占める、筋肉を作るのに欠かせないホルモンです。
筋肉とも関係しているテストステロンが減ると、筋肉が減って脂肪が増えてしまう原因にも・・・。
最もテストステロン値を下げてしまう音楽は?
奈良教育大学で行われた「音楽聴取とテストステロン」の研究で、様々なジャンルの音楽がホルモン分泌に及ぼす影響について調べた結果があります。
この研究は被験者に様々なジャンルの音楽を聞いてもらい、それぞれテストステロン値がどう変化するかを測定したものです。
結果、男性はすべての音楽において数値が下がることが分かりました。
さらに驚くべきことに、「自分の好きな音楽」を聴いた場合が、最もテストステロンの数値が下がるという結果に。
次いで数値が下がったのは、普段耳にする機会の多いポピュラーミュージックでした。
ちなみに、女性はどの音楽を聴いてもテストステロンの数値は上昇したそうです!
つまり女性はトレーニング中音楽を聴いた方が効果的に鍛えられるということですね。
男女で真逆の結果となりました!
男性は「無音」で筋トレがベスト!ノイズキャンセリングがおすすめ。
先ほどの研究結果から、男性は音楽を聞かない方がいいということになりますが、スポーツジムではBGMが流れていることも多いですよね。
可能であれば耳栓やヘッドホンなどノイズキャンセリングをして筋トレをすると、集中力も高まり効果的です!
せっかくトレーニングをするなら、無音状態で効果的にテストステロンを分泌させて筋肉をつけたいですよね。
それでも音楽を聴きたい・・・メリットは?
ここまで記事を読まれた男性の中には、「それでも音楽がないとツラい」という方もいるのではないでしょうか。
音楽を聴くとテストステロンの分泌量は減少してしまいますが、メリットもありました!
その一つに、「コルチゾール」というホルモンの分泌を下げるという点があります。
コルチゾールは筋肉の分解を促進するホルモンで、こちらは音楽を聴くことで分泌が下がるそうですよ。
まとめ
いかがでしたでしょうか?音楽を聴きながらのトレーニングももちろん楽しいですが、ぜひ「無音でのトレーニング」も試してみてください!
トレーニング中ではなくトレーニングの前後で音楽を聴くのもいいかもしれませんね!