【筋肉がつきやすい体質とは】手を見れば分かるって本当?
筋肉のつきやすい人っていますよね。
筋トレをしたことがある方だったら、「何故同じくらいの負荷のトレーニングをしてるのに、あの人の方が筋肉がついているんだろう」と納得いかない気持ちになったことのある方もいるのではないでしょうか。
筋肉のつきやすさは、それぞれの人の生まれ持った体質に関係があるものなのでしょうか?
それとも食事や生活習慣を工夫すれば、筋肉がつきやすい体質に変えていくことができるのでしょうか?
もしかしたらトレーニングの仕方によって筋肉のつきやすさは大きく変わるのかも・・・?
今回は、そのような様々な疑問にお答えしたいと思います。
「自分は筋肉がつきにくい体質だから、筋トレをしても無駄なんだ」と諦めている方も是非最後まで読んでみてください。
あなたの悩みを解決するヒントが見つかるはずです!
【筋肉がつきやすい人の特徴】
それではまず、筋肉が付きやすい人の特徴をご説明いたします。
まず男性ホルモンの一種である『テストステロン』が多く分泌される人は筋肉がつきやすいです。
男女どちらにもテストステロンはありますが、女性と比較して男性の方が筋肉がつきやすい人が多いのは、このホルモンが多く分泌されるからだと言われています。
そして、年齢によっても筋肉のつきやすさは大きく変わります。20~30代の人はテストステロンなどのホルモンが多く分泌されるのに対して、それ以上の年齢の人のホルモン量は少なくなってしまうからです。
また、手の人差し指より薬指の方が長い人の方が、筋肉がつきやすいと言われています。
眉唾ものの話だと思われるかもしれませんが、実はそれにはちゃんとした根拠があります。
それは、この二つの指の長さは、テストステロンの分泌量によって変わってくるからです。テストステロンの分泌が多いと、薬指が長くなる傾向があります。
ですので、人差し指より薬指が長い人は、筋肉がつきやすい場合が多いとも言えるのです。
ここまで読むと、結局筋肉がつきやすいかどうかはテストステロンが多いかどうか、つまり体質の問題だ、とがっかりなさってしまうかもしれません。
しかし筋肉がつきやすいか否かはホルモン量だけに左右されるものではありません。
効果的な筋トレを行えているかによって、筋肉のつきやすさは大きく変わるのです。
この点について、この後くわしくご説明します。
【筋肉がつきやすい体質になるためには?】
まずは、どうすれば筋肉がつきやすい体になるのかご説明致しましょう。
大切なのは質の高い睡眠を取ることです。睡眠の質が高ければ筋肉の疲労回復や成長にえいきょうするホルモンが多く分泌されて、筋トレの効果も大きくなります。
睡眠の質を高めるために、毎日同じ時間に寝起きして、体のリズムを整えましょう。
【筋肉がつきやすくなる筋トレのやり方】
次に、どのようなトレーニングの仕方をすれば筋肉がつきやすくなるのかご説明します。
まず大切なのは、筋トレの後はしっかり休息を取ることです。
筋トレした後48~72時間の休息を取ることで、トレーニングで壊された筋肉が修復され、筋トレ前より強く太い筋肉に成長するのです。
この現象は「超回復」と呼ばれています。
つまり筋トレにバランスよく休息を挟むことで、筋肉をつきやすくすることができるのです。
筋トレをする時間帯も重要です。人間の体は午後に段々と体温が上がっていきます。
そして体温がしっかり上がった夕方に筋トレを行うと効果が高まり、筋肉がつきやすくなるのです。
筋肉はまず大胸筋、大臀筋、大腿四頭筋などの大きな筋肉の部位を鍛えることがオススメです。
大きな筋肉を鍛えると周りの小さな筋肉も一緒に鍛えられるため、筋トレの効果をあげることができるからです。
【まとめ】
この他にも、鶏のむね肉や大豆食品など、筋肉をつくる材料になるタンパク質を多く含んだ食品を食べることで、筋肉がつきやすい体をつくれます。
市販のプロテインを飲むのもおすすめですね。
筋肉がつきやすいか否かは、生まれ持った体質だけで決まるものではありません!
今回ご紹介した方法を試してみれば、自分でも驚くほど筋肉がつきやすくなっているかもしれませんよ!