【大手スポーツジムのコロナ対策】かつて3密だった空間、現在は?
今現在も東京を中心に連日多くの新規感染者を出している新型コロナウイルス。
スポーツジムは感染リスクが高い「3密」(密閉、密集、密接)の条件に当てはまる空間とされ、4月半ばに発令された緊急事態宣言の際には多くのジムが休業していました。
現在は多くのジムが営業再開していますが、まだまだ新規感染者が増えている現状、スポーツジムに通っても大丈夫なのか・・・心配になってしまいますよね。
そこで今回は、営業を再開している大手スポーツジム各社がどのようなコロナの感染対策を行っているのかご紹介したいと思います。
ジムを利用しようか悩んでいらっしゃる方は是非参考にして頂いて、利用するか否かを決めて頂ければ幸いです。
【コナミスポーツクラブ】
直営店だけで180店舗、フランチャイズ店を含めると全国に383店舗もあり、フィットネスクラブ業界での2015~2019年の売り上げがトップの、まさに業界最大手のスポーツジムです。
最大手のコナミスポーツクラブでは、どのような感染対策がなされているのでしょうか。
まずスタッフは、出勤前の検温やマスク・手袋・フェイスシールドの着用、そして手洗い・うがいの徹底を義務付けられています。
そして館内の各エリアに消毒液が設置され、2時間に1回館内は清掃・換気が行われています。
ドアノブ・手すりなどの人が良く触れる場所はスタッフの方が巡回除菌を行い、お金やロッカーキーなどの受け渡しは手から手の直接でなく、トレイをつかった間接的なやりとりが義務づけられています。
他にもプログラムの間隔を空けて換気と除菌を行うなど、かなり念入りにコロナ対策が行われています。
そして利用者にもコロナ対策協力のお願いがされており、ベンチは間隔を空けて座るように求めるテープが、エレベーターの四隅に立ち位置シールがそれぞれ張られており、ソーシャルディスタンスが保たれるような工夫がなされています。
そしてジム利用者にも運動時もマスクの着用がお願いされています。
スタッフ・館内だけでなく利用者へもコロナ対策への協力が徹底されていて、出来る限りクラスター発生を防ぐための努力がなされていることが分かりますね。
お子様向けスクールの感染対策についても、動画で取り組みの説明がありました。
【セントラルスポーツ】
全国に211店舗を展開する、こちらも業界大手のスポーツジムです。
セントラルスポーツで取られている感染対策はどのようなものなのでしょうか。
まず密閉を避けるために、24時間の換気がなされています。そして手すりやドアノブ、テーブルや椅子など色々な人が触れるものへの清掃・除菌が徹底して行われています。
そしてスタジオは人数制限を設け、密集を避ける工夫がなされています。
そして利用者に対してはマスクの着用がお願いされている他、体温をいつでも測定できるように体温計が用意され、除菌用の消毒剤が館内に備え付けられています。
コナミスポーツクラブほどではありませんが、こちらでもしっかりとコロナ対策が行われていますね。
【RENAISSANCE(ルネサンス)】
全国に店舗が101ある、フィットネスなどのプログラムが充実しているスポーツクラブです。
ルネサンスのスタッフはマスクの着用と検温・体調確認が義務づけられています。
そして3密の状況を防ぐために換気の徹底や間隔を空けて立つためのソーシャルディスタンスマークの設置がなされ、館内の清掃や消毒もしっかり行われています。
利用者はマスクの着用が義務付けられ、備え付けの消毒剤での手指や仕様器具の消毒がお願いされています。
【まとめ】
今回見てきたように、大手スポーツジム各社ではしっかりと感染対策が行われているようですね。
もちろん対策をしたら絶対コロナウイルスにかからない、というものではありませんが、感染のリスクを減らせることは確かです。
各社のコロナ対策にご満足頂けるようであれば、スポーツジムに足を運んでみて久々に思いっきり汗を流すのもいいかもしれませんね。